【再掲】■どうぶつアニメ特集■
~アニメシアター上映作品紹介~
横山隆一
テックス・アヴェリー
スタジオゼロ展の開催中に上映のアニメシアター傑作選「どうぶつアニメ特集」から、2枠の作品をご紹介いたします。
■『5万匹』(’62)より「沼ギャング」、「大豚走」、「浮きかば」、「かに争い」
計14分/モノクロ
横山隆一
●上映期間/時間
8月26日(火)~31日(日)
11:00~/13:30~(1日2回上映)
こちらは漫画『フクちゃん』でおなじみの横山隆一さん(1909-2001)が1956年に設立した
“おとぎプロ”で1962~65年に制作された短編アニメ集『5万匹』からの選りすぐり作品です。
『5万匹』はおよそ100作品から成り立っており、1970年には再構成され『動物村ものがたり』としてTV放送されました。
どの作品も、動物たちのユーモラスな動き、可愛らしい表情の変化が楽しめ、モノクロのアニメでありながら鮮やかな色彩が浮かんでくるようです。ちなみに音楽を担当しているのは、なんと作家の大岡昇平さん。美しいピアノの調べもお楽しみいただけます。
■「熊の話」(’40)、「むっつりワン君の早業」(’46)
計16分/カラー
テックス・アヴェリー
●上映期間/時間
9月2日(火)~7日(日)
11:00~/13:30~(1日2回上映)
テックス・アヴェリーさん(1908-1980)はバッグス・バニーやダフィー・ダックなどを生みだしたアメリカの超有名アニメーター。
「熊の話」はなんと、童話「3びきのくま」と「赤ずきん」をミックスしてしまった意表をついたストーリー。「むっつりワン君の早業」では、脱獄囚ウルフとマクプードル巡査部長の息もつかせぬ追いかけっこ。そして意外な結末に…!!
彼の生み出したキャラクターは奇想天外、画面をところせましと飛びまわります!
両名どちらの作品も、年齢・性別・国籍を超えて楽しめること請け合いです。
皆様ぜひお誘い合わせのうえアニメシアターにお越しください!
※あらすじは「どうぶつアニメ特集」上映作品一覧をご覧ください!