スタッフ日誌

【再掲】■うたとメロディー♪アニメーション特集■
    ~アニメシアター上映作品紹介~
    ウィルフレッド・ジャクソン
    ルドルフ・アイジング、ヴァーノン・スターリング

6月17日(火)~6月20日(金)
■「子守歌」(‘33)ウィルフレッド・ジャクソン
■「人魚の踊り」(‘38)ルドルフ・アイジング、ヴァーノン・スターリング
の2本の見どころ紹介です。

スタッフ日誌をご覧の皆様こんにちは☆
仕事が休みの度に天候不良で洗濯物がたまりまくっている雨男ことスタッフのハマです。
日照りが続き、稲穂が枯れ、今年の農作物に影響が出るのでは…っとお思いの農家の方は是非、私にご一報下さい。あっ…でも責任は負いかねますのであしからず☆
さて、そんな事はどうでもよくてアニメシアター平日上映傑作選、思わず歌って踊りたくなる、そんな2作品のご紹介でぇ~す☆

ウィルフレッド・ジャクソン(1906年1月24日~1988年8月7日)
1928年ウォルト・ディズニー・プロダクションに入社。
1961年の退社までの間、誰もが一度は観た事がある「ピーター・パン」や「シンデレラ」「ふしぎの国のアリス」などの監督を務めたヒットメーカー。
その多大なる功績が認められ、1998年にはウォルト・ディズニー・カンパニーに貢献した人物に与えられるディズニー・レジェンドを受賞。
う~ん…これほどのビックタイトルを世に放ってるなら誰もが納得の受賞ですね☆
そんなウィルフレッド・ジャクソンさんが1933年に手がけた「子守歌」をちょっとだけご紹介。
誰もが幼いころ、枕元で歌ってもらったであろう子守歌を題材にした、とてもディズニーらしい作品です。
愛らしいけどちょっぴりわんぱくな赤ん坊が子守歌にいざなわれて夢の世界へ…。
眠りにつくまでは赤ん坊の枕元でちょこんと座っていたイヌのぬいぐるみが、元気よく動きだします。
そこは“物に命が吹きこまれた不思議な夢の世界”だったのです。
ディズニーお得意の凝人化を多彩に盛り込み、歌って踊れる愉快な世界感に眠気もぶっ飛ぶ作品となっています。

さて続きましては傑作選2本目の「人魚の踊り」を手がけたルドルフ・アイジングさんをご紹介。
ルドルフ・アイジング(1903年8月7日~1992年7月18日)
ディズニーの元で「しあわせウサギのオズワルト」などの作品の制作に参加、今やディズニーの代名詞となった「ミッキーマウス」のモデルとなるネズミのスケッチを提供したルドルフは、ディズニーの元を離れた後も様々な作品を手がける事になります。
“今のディズニーがあるのはルドルフさんのおかげ!!”っと言っても過言ではないかも…。

さてルドルフ・アイジングさんの事を学んだところで、彼が1938年に制作した「人魚の踊り」を、こちらもちょっとだけご紹介。
かわいらしい人魚たちが暮らす海。
海では様々な海洋生物達が楽団を組み、海の生物ならではの音楽を奏で、海底をパレードします。
これだけでも充分楽しそうなのに海のサーカス団まで登場しちゃってボルテージは上がりまくりです。
“海はうす暗く、なんだか怖い”っという恐怖心を抱いている方でも、この海の楽団たちが奏でるメロディーを聴いてしまえば、楽しさ100倍!!間違いなし☆
そんな歌とアニメの融合と調和を見事に成功させた「子守歌」「人魚の踊り」の2本を是非、アニメシアターで観てみてくださいネ☆


■「子守歌」(1933年)
  監督:ウィルフレッド・ジャクソン
■「人魚の踊り」(1938年)
  監督:ルドルフ・アイジング、ヴァーノン・スターリング
上映時間:計16分
6月17日(火)~6月20日(金)の4日間
・午前11:00~
・午後1:30~


スタッフ:ハマ