【アニメシアター傑作選】国内、海外の様々な短編アニメを上映しています。今回は“クラシックおもしろアニメ特集”!
開催日時 2015年1月28日(水)~2015年5月24日(日)
是非、アニメシアターでご覧ください。
※上映作品は1週間ごとに変わります。
※まれに、上映をお休みしている場合もございます。
あらかじめ「シアター情報」ページで上映日時なども合わせて
ご確認ください。
■『茶目子の一日』('31)
西倉喜代治
『塙団右衛門 證城寺の狸囃子』('35)
片岡芳太郎
計17分
『茶目子の一日』
こちらは驚きの日本クラシックアニメ。
大正時代の小学生、茶目子(ちゃめこ)さんの一日が歌とアニメで楽しめるお伽(とぎ)歌劇です。
歌を担当するのは当時の人気少女歌手、平井英子さん。
朝、目覚めた茶目子さんのまわりで納豆、お茶碗、タマゴなどが動きだします。
一度見たら忘れられないような、シュールで、ちょっとおもしろい作品です。
ぜひシアターでご覧ください。
『塙団右衛門 證城寺の狸囃子』
(ばんだんえもん しょうじょうじのたぬきばやし)
“幽霊屋敷の化け物退治をした者にはご褒美を出す”とのお触書(おふれがき)を見た豪傑(ごうけつ)は化け物退治へと向かいます。
幽霊屋敷にいたのは化け物・・・ではなく、人を化かすタヌキの一味。
さぁ、タヌキと豪傑、いざ勝負!
■『ポーキーの金持ちになろう』('37)
『ズルがしこいアヒル』('39)
ボブ・クランペット
計14分
『ポーキーの金持ちになろう』
「この土地は石油が出る!買った方がいい!」と
ブタのポーキーとヤギのギャビーに土地を売りつけた、見るからに怪しい1人の男・・・。彼の正体はなんと詐欺師。
土地はなにやらワケ有りだったのです。
そんなこととはつゆ知らずのポーキーとギャビー。出たり、出なかったりする石油に一喜一憂です。彼らの様子を塀の陰で詐欺師がニヤニヤ見ています。
一方、彼らの事情などはおかまいなしに、穴ほり名人のイタチくんは犬と骨をめぐって追いかけっこを始めました・・・。
『ズルがしこいアヒル』
アヒルのダフィー家でかわいいヒナが誕生する?!
ニュースを聞いて駆けつけたのは、ダフィーの友達ポーキー。
ダフィーは家の外を行ったり来たり。卵からヒナがかえるのを、落ちつかない様子で待っています。
今か今かと待っているうちに、ダフィーはお酒に手を出してしまいます。
一方、空には小さな命を狙うハゲワシの影が・・・
■『てんまのとらやん』('71)
河野秋和、中村武雄
計18分
『てんまのとらやん』
こちらは歌と音楽も楽しい人形アニメです。
主人公の“とらやん”はうなぎ屋の丁稚(でっち)。
今日もうなぎを取り出して、さァまな板へ・・・というところで、ピョインとうなぎが逃げてしまったから大変!
うなぎを追いかけて“とらやん”は西へ東へと走りまわります。
果ては宇宙まで飛びだして・・・。どこまでもうなぎを追いかけてゆく“とらやん”なのでした。
■『へんてこなオペラ』('52)
『ボクはスポーツカー』('52)
テックス・アヴェリー
計14分
『へんてこなオペラ』
オペラ歌手プッチーニことスパイク。
彼との共演を申し出た手品師のミストーはスパイクに手酷く断られ、楽屋から叩き出されてしまいます。
仕返しを心に決めたミストー。手品で使う魔術の棒を片手にスパイクの公演へと乗り込みます。
舞台で高らかにオペラを歌い始めるスパイク。突如彼の身に不思議な出来事が次々と起こります。何がなんだか分からないながらも必死に歌い続けるスパイク、彼は一体どうなってしまうのでしょう?
『ボクはスポーツカー』
自動車ファミリー、セダンのパパとママとの間に誕生したのはセダンの坊や。
愛情をそそがれて育った坊やは、レーシングカーに憧れて、自分の体をレーシングカーへと改造、パパに叱られて家を飛び出してしまいます。
坊やを追いかけるセダンのパパ。高性能な坊やとの激しいカーチェイスの末、パパは線路の上で動けなくなってしまいます。
そこへ汽笛を鳴らした列車が、ぐんぐんと近付いてきました・・・。