【アニメシアター傑作選】国内、海外のクラシックアニメから「ちょっぴりコワーイ!アニメ特集」
開催日時 2014年10月29日(水)~2015年1月25日(日)
子供も大人も一緒に楽しめる国内、海外のクラシックアニメーションより、
ちょっぴりコワーイ!アニメ作品を特集上映します。
是非、アニメシアターでご覧ください。
※上映作品は1週間ごとに変わります。
※まれに、上映をお休みしている場合もございます。
あらかじめ「シアター情報」ページで上映日時なども合わせて
ご確認ください。
■『学校の怪談 戦慄の校外編』('05)より
「こわい話はお寺で」
「人形の首」
「丑の刻まいり」
伊藤幸松
計18分
『学校の怪談』
「月刊コミックブンブン」で連載していた漫画「学校の怪談」のアニメ。
2005年~2008年に製作されました。
“トイレの花子さん”、“二宮金次郎くん”といった「学校の怪談」でおなじみの
キャラクターたちが子供たちの間でウワサされる、不思議で怖いお話を
紹介しています。
「こわい話はお寺で」
“お盆に怖い話をすると幽霊が出る”というウワサを面白がったTくんに、
きもだめしへ誘われたMくんは、とあるお盆の夜、お寺の境内(けいだい)
に集まってきもだめしをすることになりました。
集まった少年は13人。夜の11時にろうそくの火を灯し一人、また一人と
怖い話をしていきます。
Mくんは“お盆には地獄の底のフタがあく・・・。”というお祖父さんの言葉を
思い出していました。
「人形の首」
朝寝坊をしてしまったMさんは、急いで学校へ行こうと慌ててしまい、部屋
ですべって転んでしまいます。本棚へ体をぶつけた拍子(ひょうし)に、
飾ってあったおばあちゃんの形見のお人形が、
ゴトリところげ落ちてしまいました・・・。
「丑の刻まいり」
8月お父さんの田舎へ引っ越してきたTさん。いとこのKさんに誘われて、
盆踊りへ行きました。
お祭りを楽しんだ後、親戚の家で遊んでいると、時計の鐘が午前1時を
知らせます。Tさんは、「泊っていきなさい」という叔母さんの誘いを断って、
近道を教え てもらい家路を急ぎました。
道の途中にある氏神様の鳥居にさしかかると、前の方から
カツン、カツン、カツン…という音と共にゆらゆらとした小さな灯りが、
少しずつこちらへと近づいてくるのが見えました・・・。
■「骸骨の踊り」('29)
ウォルト・ディズニー
「魔法使いの森」('32)
バート・ジレット
計13分
「骸骨の踊り」
アカデミー賞に輝く数々の作品を輩出したウォルト・ディズニーの“シリー・
シンフォニー”シリーズはこの「骸骨の踊り」から始まりました。
フクロウが鳴き、犬が吠え、ネコが唸りをあげ、夜中の墓地で骸骨たちの
宴が始まります。
リズミカルな音楽とアニメーションが見事に同調している、ちょっぴり怖い
ながらも、楽しいアニメーションです。
「魔法使いの森」
こちらも“シリー・シンフォニー”シリーズの作品です。
世界初のカラー映画「花と木」で監督を務めたバート・ジレットが
手がけています。
グリム童話の物語ヘンゼルとグレーテルを土台に作られた、まるで絵本の
挿絵が動いているかのようなアニメーション。
森と草地と谷間を抜けた先にある“魔女の岩”にまつわる物語を歌と共に
お楽しみください。
■『学校の怪談 恐怖の学校編』('05)より
「保健室のお経」
「大雨」
「勉強部屋にあらわれたおじいさん」
釘宮洋
計13分
『学校の怪談』
「月刊コミックブンブン」で連載していた漫画「学校の怪談」のアニメ。
2005年~2008年に製作されました。
“トイレの花子さん”、“二宮金次郎くん”といった「学校の怪談」でおなじみの
キャラクターたちが子供たちの間でウワサされる、不思議で怖いお話を
紹介しています。
「保健室のお経」
蒸し暑い夜。とある女の子が塾の帰りに、小学校の脇道を歩いていると、
どこからともなくお線香の香りと、お経を唱えているような声が聞こえて
きました。不気味に思い、急いで家に帰った女の子は、次の日学校で
“保健室からお線香のにおいがする”というウワサを耳にしたのです・・・。
「大雨」
学校で蛇のアオダイショウを捕まえた男の子は、友達とふざけて蛇を木に
ぶら下げたまま家に帰ってしまいます。
その夜、布団にくるまりながら、昼間の蛇がどうなったのか、気がかりで
眠れなくなってしまった男の子。
刻々(こくこく)と時間が過ぎていく中で、彼が耳にしたのは突然の大雨の
音と、雨音に紛れてヒタ、ヒタと近づいてくる足音でした・・・。
「勉強部屋にあらわれたおじいさん」
勉強部屋でテスト勉強をしていた女の子は、一息つこうと勉強の途中で
部屋を出て、部屋の扉を閉めました。扉を閉めた時にわずかな違和感を
感じた女の子は、ふたたび勉強部屋の扉をそっと、開けてみました。
すると、勉強部屋であるはずの景色は一変、花咲く野原に変わって
いました。
野原にはこちらに背を向けて立っている、一人の見知らぬおじいさんの
姿がありました・・・。
■「アニメーターの悪夢」('35)
ジャック・キング
「ポーキーとハイド氏」('37)
フランク・タシュリン
計15分
「アニメーターの悪夢」
ディズニー・プロダクションでドナルド作品などを演出したアニメーター、
ジャック・キングがワーナーで手がけた作品です。
徹夜でアニメ作りにいそしむアニメーター。仕事で疲れた彼がうとうとして
いると、彼に描かれた悪役キャラクターがひとりでに動きだし、彼を
アニメの世界へと引き込んでしまいます。
歴代の悪役キャラクターたちに囲まれてしまったアニメーター。
彼はこの先、どうなってしまうのでしょうか?
「ポーキーとハイド氏」
ポーキー兄弟の伯父が亡くなって、遺産話を持ってやってきたグッドウィル
弁護士。遺産の横取りをたくらんでいるグッドウィル弁護士は“ジキルと
ハイドジュース”を飲みハイド氏に姿を変え、ポーキーたちに襲いかかり
ます。絶体絶命のポーキーを救ってくれたのは・・・?